「しんぶん赤旗」2022/3/11

安江あや子参院長崎選挙区候補が石木ダム工事現場訪問

 日本共産党の安江あや子参院長崎選挙区候補は9日、県と佐世保市が川棚町に建設を強行する石木ダムの工事現場を訪問し、抗議の座り込みを続ける地元住民や支援者らと懇談しました。山下満昭県委員長が同行しました。

 2月の県知事選で当選した大石賢吾知事は「石木ダムは早期に完成する」と明言。現場では、県の職員3人が座り込みをしている住民らを監視しにきており、1人は双眼鏡で様子をうかがっていました。

 安江候補は、6年ほど前から座り込みに参加し、住民らと交流を続けてきました。「元気だった?」と笑顔で迎えられた安江候補は、夏の参院選に立候補することを報告し、「国政で石木ダムについて訴えることができる議員が必要だと思う。この不条理なダム工事を中止させるため、全力でがんばります」と決意を述べると拍手が起こりました。

 町内支援者の生月ヨリコさん(80)は「ここに誰かいないと工事が進められてしまうので、ほぼ毎日来ています。安江さんにぜひ、がんばってほしい」と激励しました。

 隣の集落に住む80代の男性は、安江候補が以前から座り込みに参加し、たき火の火おこしを手伝うなど住民に寄りそっていた様子を語り、「とても親しみやすい人。がんばってほしい」と話しました。