「しんぶん赤旗」2022/4/10

幹部会決議を受け長崎市の山本元市議
すぐに行動、読者5人増やす

 山本誠一元長崎市議(86)は8日、前日の「参議院選挙勝利・全国総決起集会」で「今度の参院選は戦争か平和かが問われる重要な選挙」と訴えた志位和夫委員長の報告に、「じっとしておられん。なんとかせんといかん。この感動を忘れないうちに支持者・元読者を訪問しよう」と受け止めました。すぐに、大浦上ノ区支部の支部長や知り合いの県の赤旗記者に声をかけて行動に打って出て、「赤旗」日曜版読者5人を増やしました。 

 坂や階段が多い長崎市のなかでも椎の木町はその数が多く、移動にも一苦労です。山本氏と支部長、前川美穂・赤旗記者の3人は、「はてな」リーフや「赤旗」春号外、日曜版10日号の見本紙を用意して歩いて訪問。6人と対話しました。

 リーフや号外ビラを渡しながら、国連憲章を踏みにじるロシアのウクライナ侵略に反対している日本共産党の立場を話すと、「ロシアの行為は許せん」「本気で怒っている」「同じ気持ちです。おおいに宣伝してください」などと対話がすすみ、5人が読者になりました。

 購読することになった人のなかには、たまたま道の途中で会った山本氏の知り合いや、畑仕事をしていた日刊紙読者もいました。がけくずれで危険な状態にある家の住民も読者になりました。山本氏は市の対応をもとめる相談にも応じました。

 山本氏の自宅で一緒に幹部会報告を聴いた支部長は、「マスメディアの情報だけだと情勢を見誤ります。志位さんの話は情勢を正しく見ることができるとともに、やる気を起こさせます。ウクライナ問題や新型コロナへの対応など内外の複雑な情勢のなかで、どのように党活動をすすめたらいいか、よくわかりました」と述べました。急いで幹部会報告を読了して、次の支部会議で討議したいと意欲を語っています。

 山本元市議は、「決起集会前に、日曜版読者の女性がウクライナ支援募金を持って私の家を訪れました。『なんとかしたい』との思いと党への期待、幹部会報告を裏づける情勢の変化を感じました。参院選勝利のためにがんばっていきたい」とのべました。