「しんぶん赤旗」2022/2/1

「民主長崎県政をつくる会」がリレートーク

 2月3日告示(20日投票)の長崎県知事選挙で「民主長崎県政をつくる会」は29日、長崎市内の繁華街で同会が支援する宮沢よしひこ候補(無所属)で、県政を変えようと、リレートークとスタンディングでアピールしました。

 宮沢候補は、長崎県のこじれた問題として石木ダム建設事業をあげ、工事現場で12年間も抗議の座り込みを続けなければならない状況はあってはならないと指摘。「早く暖かい家に帰してあげたい。今の知事を変えないとこの問題は解決しない」と訴えました。

 その上で「子どもたちへ投資をして、子育てが楽しくなるような明日が見えるような政策を進めていきたい」と語りました。

 各団体の代表10人が次々とマイクを握り、「医療機関や保健所の業務はひっ迫し、使命感だけでは限界がある。自民党推薦候補では私たちの命は守れない」(長崎自治労連)「県として18歳までの医療費無償化や少人数学級を宮沢候補で実現してほしい」(新婦人県本部)「若者が県外へ出ていかなくても働けて、ワクワクさせられる長崎をつくってほしい」(若者代表)などと訴えました。日本共産党の中西敦信、大石史生の両市議も訴えました。

 足をとめた女性(77)は、「石木ダムには昔から反対だった。今の知事を何としても変えなければ」と話し、宮沢候補の訴えに聞き入っていました。