「しんぶん赤旗」2022/3/4

新婦人長崎支部がロシア軍事侵攻抗議

 新日本婦人の会長崎支部は2日、長崎市の繁華街でロシアのウクライナ侵略に抗議し、撤退を求める宣伝行動に取り組みました。高教組、原水協のメンバーも駆け付け、22人が参加しました。

 「ロシア軍はウクライナからただちに撤退を」「戦争反対」などのプラカードを掲げ、「長崎のうたごえ協議会」がウクライナ民謡の「キエフの鳥の歌」などを演奏しました。

 あわせて、プーチン大統領宛ての抗議のメッセージが書き込めるビラを配布し、記入を呼びかけました。

 新婦人会員の井形和子さん(84)がマイクを握り「武力による侵略はどの国であっても許さないという声が世界中に広がっている。プーチンの無法なやり方を見て、私たちは、政治から目を離さないようにしなければならない」と訴えました。

 高校生や女性などが立ち寄り、次々とメッセージを書き込みました。毎日、ニュースを聞いて心が苦しくなるという女性は「1日も早く平和になりますように」と記入し、高校を卒業したばかりの女性(18)は「コロナ禍の今、世界中で助け合っていくべきであり、戦争している場合ではない」と書き込み、一緒にプラカードを持ってスタンディングしました。

 終了後、22人分の抗議メッセージを、在日ロシア連邦大使館にファックスで送付しました。