「しんぶん赤旗」2022/7/2

困難を抱える支部でがんばる30代女性党員

 長崎市内のある支部の30代の女性党員のTさんは、仕事の関係などでこれまで支部活動ができていませんでしたが、1年ほど前から支部会議に参加できるようになり、参院選での共産党の躍進に向け奮闘しています。

 前回の衆院選で、自民党だけでなく維新の会など危険な考えを持つ党が支持を集めていることに強い危機感を持ちます。

 SNSを利用しているTさんは、若者の発信に共産党の訴えていることと一致する所が多いと感じています。「きちんと知らせていけば伝わる」といいます。

 以前は、声で直接訴えることに威圧感を感じていましたが、公示前にハンドマイク宣伝をやってみたら、訴えに聞き入る人、配布した「はてなリーフ」も読んで「共産党に入れる」と応えてきた人など、直接訴えることも大事だと実感。ハンドマイク宣伝を47カ所で行いました。

 支部会議では「宣伝する中で真実が伝わることを実感した。伝えていくことが必要」だと語り、総選挙では30枚程度だったビラ配布も今回は200枚を超えて配布しています。

 支部長は「困難を抱える支部の中で、若いTさんががんばっている姿が支部の仲間を元気づけている」と話します。

 Tさんは語ります。「日本が軍拡の道に進むことが一番怖い。戦争になってしまえば今の普通の暮らしが送れなくなる。10年、20年先の暮らしのことまで考えている共産党を伸ばしたい」