「しんぶん赤旗」2022/

長崎若者に選挙に興味を持ってほしい
「選挙ギャルズ」Mさん

 「共産党は怖いと思っていました。関わったら危ないとのイメージがあった」と笑いながら日本共産党の法定ビラの仕分けをするMさん(25)=長崎市=。立憲野党とその候補者を全力で推し(支援)ていこうとSNSでの発信を中心に活動する「選挙ギャルズ」の一員で、共産党からの呼びかけで選挙ボランティアをしています。

 これまで選挙に興味がなかったというMさん。今年2月の長崎県知事選で、“お祭り感覚”で共産党も支援した宮沢由彦氏の選挙運動に参加。同世代の人たちが選挙を盛り上げようとがんばる姿を見て、「私たちが主体となって選挙活動ができることを知ってほしい」と思うようになったといいます。

 「選挙ギャルズ」への参加後、「共産党へのイメージはガラッと変わりました。「偏見があったけど、正しいことを言っている。伝えるのが下手くそかな」といい、「偏見を取り払うためにどうしたらいいか、メンバーみんなで考えています」

 今回、Mさんに誘われて一緒に参加した女性(23)は、「以前は、選挙で政治が変わるとは思っていなかった。今度の選挙はよく考えて政党と候補者を選びたい」と話しました。

 Mさんは、休暇を取って「選挙ギャルズ」の活動に集中しようと思っています。