参院選長崎選挙区予定候補者による政策討論会

　参院選の長崎選挙区の立候補予定者による、政策討論会「みんなで政策かたらナイト」が１８日、オンラインで開催され、動画投稿サイト「ユーチューブ」で生配信されました。「長崎みんな総研」が主催したもの。

　日本共産党の安江あや子氏の他、立憲民主党、自民党、無所属の候補者が参加。日本維新の会の候補者は出席しませんでした。

　クロストークで安江氏から自民党の山本啓介氏に対し「自民党の参院選公約では、ＧＤＰ２％以上を念頭に軍事費の増額をめざすとしているが、それでは日本の国家予算の１割近くを軍事費が占め、その財源のために社会福祉が大幅に削減されるのではないか」と質問。山本氏は「目安がいくらかなど考えず、議論することが大事」だと回答しました。

　安江氏は「目安をつけないということは、ＧＤＰ２％以上にもなっていくのではないか。平和と暮らしを壊すような軍拡は許されない」と反論しました。

　視聴者から若者の人口流出に対する政策を問われた安江氏は「全国一律１５００円の最低賃金の実施を」と財源も示し訴えました。コメント欄には、「偶然見たが、政治に興味がない自分でも安江さんの話は分かりやすい」との書き込みがありました。