「しんぶん赤旗」2022/10/21
佐世保市で学生向け食料支援活動

日本民主青年同盟長崎県委員会などの主催で15日、同県佐世保市の県立大学周辺で7回目の学生向け食料支援活動「0円いちば」が開催されました。学生同盟員や学生ボランティアなどがスタッフとして参加しました。

47人の学生が来場。収穫したての新米や野菜、レトルト食品などを持ちかえり、「たくさんもらえて助かります」「スタッフのみなさんにやさしく対応してもらえてうれしかった」との声が寄せられました。

 来場した学生に生活実態を聞き取るアンケートを実施。「物価高騰によって生活に影響は出ていませんか」との質問に、多くの学生が影響を受けていると回答し「野菜や調味料の値段が上がっていて、自炊しているけど大変」「ガソリン代の値上がりが気になる」などの声が寄せられました。

 筒井涼介民青同盟県委員長は「ここ数カ月、物価高騰への不安を語る青年・学生が増えてきた。自治体によっては学生支援策も実施されているので、各自治体に学生の声を届けながら支援拡充を求めていきたい」と語っています。