「しんぶん赤旗」2022/4/6

全日本年金者組合長崎県本部が集会

 全日本年金者組合長崎県本部は3日、長崎市の繁華街で「年金減額中止と賃上げ、物価値上げストップ、ロシアのウクライナ侵略に抗議」する集会を開きました。

 約30人が参加。神ア俊寛委員長代行があいさつし、「物価が上がるなか、2年連続の年金引き下げや、10月からの後期高齢者の医療費窓口2割負担が実施されると生活はますます苦しくなる」と訴えました。

 県労連の乾哲夫議長と新婦人県本部の吉田睦常任委員が連帯のあいさつ。各支部から発言があり、島原支部の志岐洋さんは南島原市議会に「後期高齢者の医療費窓口負担の2割化実施の中止を求める請願」を提出し採択された経験を語りました。

 じっと聞いていた女性(75)は「年金引き下げなど年寄りに早く死ねということか」と憤りの声をあげました。