「しんぶん赤旗」2022/10/25

年金者組合長崎県本部「年金者一揆」

全日本年金者組合長崎県本部は21日、長崎市内の繁華街そばの「鉄橋」で年金者組合秋の大イベント「年金一揆2022」を開き、「政府の悪政ストップ」「安心できる年金制度を」と声を上げました。

34人が参加。森敏彦県本部委員長は「物価高で国民の暮らしぶりが一段とたいへんな状況になっている、加えて10月から75歳以上の高齢者の医療費が1割から2割負担へ引き上げられた。労働者の賃上げと連動して年金の引き上げは待ったなしだ」と訴えました。

県労連の里正善副議長も来賓あいさつし、年金者組合の活動を激励。集会では、「物価高に見合う年金引き上げを」「安心できる年金制度を」と横断幕やポスターを張り出し、なかでも長崎、諫早、大村支部が手づくりした「ムシロ旗」を通行人も目を凝らして見つめていました。

各支部からのリレートークでは、政府が2年連続して年金を削減したことに対する怒りの声が次々と出され、集会宣言を採択しました。

 最後に「年金下げるな」「社会保障改悪反対」のシュプレヒコールが澄み切った青空に響き渡りました。