「しんぶん赤旗」2022/6/1

性暴力裁判判決を受け長崎市議団が申し入れ

 長崎市の幹部職員による女性記者への性的暴行を巡る裁判の判決を受け、日本共産党の長崎市議団(内田隆英、中西敦信、大石史生)は30日、田上富久市長にあて「判決を真摯(しんし)に受け止め、被害女性にただちに謝罪するとともに、控訴しないよう強く求める」申し入れ書を提出しました。

 西本徳明総務部長が受け取り、「判決文を精査し、どう対応するか考えます」と回答しました。

 要請後、内田団長は「控訴してまた女性記者の心を傷つけることは自治体がすべきことではない。ただちに謝罪し、賠償金を支払うべきだ」と述べ、「1日から始まる市議会定例会でも追及していきたい」と語りました。