「しんぶん赤旗」2022/1/25

長崎県知事候補迎え決起集会と事始め式

 2月3日告示(20日投票)でたたかわれる長崎県知事選挙に向け、日本共産党も参加する「民主長崎県政をつくる会」は22日、同会が自主的に支援する宮沢よしひこ候補を迎え、県内50カ所をオンラインで結んだ決起集会を開きました。

 宮沢候補は「緊急対策として、石木ダム、諫早湾干拓、カジノの課題をすっきりと解消しなければ前に進めない」と強調。重要政策としては「多様性尊重、子どもたちへの大胆な投資、第1次産業・小規模事業者支援、核兵器廃絶・平和教育の推進などに取り組み、誰一人取り残さない県政を実現したい」と訴えました。
 「ストップ・カジノ!長崎県民ネットワーク」の朝長万左男共同代表、「石木川まもり隊」の松本美智恵代表、「よみがえれ!有明訴訟」の堀良一弁護士の3氏が発言。朝長氏は「長崎県でカジノを実現させないために新しい知事を選ぼう。草の根の運動の馬力を上げてがんばろう」と呼びかけました。

 日本共産党の堀江ひとみ県議は「県民の声が届く長崎県に。宮沢さんとともに力を尽くそう」と訴えました。

 翌23日には、宮沢候補の「事始め式」(事務所開き)が長崎市内で開かれ、宮沢候補の選対顧問を務める元滋賀県知事の嘉田由紀子参院議員が参加。「滋賀県ではダムを中止させた。知事が変わればダムは止められる」と力を込め、支援を訴えました。