長崎県南島原市議選 出発式に田村衆院議員

　長崎県南島原市議選（定数１９、立候補２１人）が告示された５日、日本共産党の田村貴昭衆院議員が、近藤 一宇（７２）＝現＝、いみ毅（６３）＝新＝の２氏の出発式に駆け付け、必ず２議席確保をと呼びかけました。

　田村氏は、小・中学校の給食費の無料化を求め、９回議会で質問し第３子から無料を実現した共産党市議団の粘り強い活動を紹介。「物価高騰の今だからこそ給食費完全無料化を実現していこう。今度も必ず市議会に、暮らしを守る共産党の２議席を」と呼びかけました。

　防衛費２倍化などを言うばかりで外交努力をしない岸田首相を批判。東アジアを平和な地域にするための外交ビジョンを打ち立て、外交による平和の道をと言っているのは共産党だけだと強調し、「憲法守れ、平和への願いを共産党の２候補へ」と力を込めました。

　両候補は、「子育て支援三つのゼロ」（学校給食費ゼロ、子ども医療費の立て替えゼロ、子どもの国保税均等割ゼロ）と高齢者タクシー・バス券の予算倍増、などの実現をと訴えました。

　市議会で共産党が紹介議員となり、政府に核兵器禁止条約への参加を求める請願が全会一致で可決されたことを紹介。「平和のためにも頑張る」と決意を述べました。