「しんぶん赤旗」2022/1/21

松浦市政と日本共産党

 長崎県の松浦市議選(定数16)が23日告示(30日投票)されます。定数が1削減される中、日本共産党は勇退する安江結子市議に代わり、岩本ゆみ候補(50)=新=が「安江市議からのバトンを必ずつなぎたい」と全力をあげています。

 九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)から全域が30`圏内に位置する松浦市。安江市議は、2018年に再稼働した3号機のトラブルを受け、他会派の議員と力をあわせ、全会一致の反対決議採択に力を尽くしました。万一原発事故が起こった場合服用する安定ヨウ素剤を、離島の鷹島町と市内の学校、保育園などに事前配備させました。

 コロナ対策では、市の独自予算を使うよう求め、市内業者に対する給付金の増額が実現しました。

さらに拡充を繰り返し求め、県内で初めて子ども医療費助成制度の対象年齢を高校生まで拡充させました。

 30年間、看護師として働いてきた岩本候補は「金の切れ目が命の切れ目にしてはならない」との安江市議の活動に感動し3年前に入党。「市民の声はナースコール。その願いをまっすぐに届けたい」と▽誰でも何度でも無料のPCR検査を▽18歳以下の国保税の均等割廃止▽学校給食の第2子から半額助成の復活▽高齢者支援に乗り合いバスの土・日運行を―などの公約を掲げ奮闘しています。