「しんぶん赤旗」2022/10/26

国連軍縮週間で県原水協が署名宣伝行動

 原水爆禁止長崎県協議会は国連軍縮週間初日の24日、長崎市内の繁華街で「日本政府は核兵器禁止条約に署名を」「ロシアによるウクライナへの侵略戦争反対」と訴えて署名宣伝行動をしました。

 禁止条約批准国68カ国と署名した国91カ国の国旗を並べた「核兵器使うな!なくせ!の声と行動を」の横断幕を掲げ、「日本政府に条約への参加を求める署名」への協力を呼びかけました。

 11人が参加。「長崎のうたごえ協議会」のメンバーが「青い空は」などを演奏し盛り上げました。署名した男性(41)は「普段、署名はしないのですが、核兵器廃絶の署名だけはしたいと思って」と語りました。

 高校生らも次々署名し、ウクライナでの戦争について「戦争で小さい子が苦しんでいるのを見るのがイヤ」という女子生徒(1年)や、祖父が被爆者という女子生徒(2年)は「私たちが語り継いでいかなければ」と話しました。

 行動に参加した県原水協の大矢正人代表理事は「国連では中・小の国々と市民社会が平和を求め行動している。今こそ被爆国であり9条のある日本の出番だ。署名行動は一歩一歩の積み重ねだがみんなが交流できる。この活動をもっと広げていきたい」と語りました。