「しんぶん赤旗」2022/12/17

県委員会が「安保三文書」改定反対の街頭宣伝

 安保三文書改定に反対して、日本共産党長崎県委員会の山下満昭県委員長と、筒井涼介民青同盟県委員長は16日、長崎市内各所で訴えました。

 山下委員長は「当時の長崎市民の3分の1が瞬時に命を奪われた長崎原爆。二つの原爆の余りに悲惨な体験を経て日本国民は、『国として二度と戦争しない』『軍隊などの兵力は持たない』と憲法9条に書き込みました」と切り出しました。

 今、岸田内閣が「戦争する国」にしようとしていると指摘。戦争か平和か、今大きな曲がり角を迎える中で、日本共産党は、戦前から戦争反対の姿勢を貫いた伝統にたち、全力で大軍拡と大増税を止めるために頑張り抜くと、決意を述べました。

 山下委員長は「長崎の鐘」で有名な永井隆博士の「これから9条をなきものにしようとする人達が現れたら、最後の1人になっても戦争反対を叫び続けて欲しい」との言葉を紹介し、「被爆地長崎から声を上げよう」と呼びかけました。

 演説が終わると「頑張れー」という大きな声がかかり、バス停でずっと訴えを聞いていた女性が盛んに拍手し「本当にその通りだと思う。頑張って」と激励しました。