「しんぶん赤旗」2022/2/27

長崎県原水協がロシアの侵略に抗議

 長崎県原水協は26日、長崎市の繁華街でロシア軍によるウクライナ侵略に抗議するスタンディングをし、「ロシア軍はただちに撤退を」と訴えました。

 約40人が参加し、「核兵器による威嚇に強く抗議する」と書かれた横断幕や日本語とロシア語の「戦争反対」のプラカードなどを掲げ原水協が在日ロシア連邦大使館に送った抗議文を配布しました。

 県原水協の大矢正人代表理事のかけ声で「ロシアはウクライナ侵略をただちにやめよ」「ロシアは国連憲章を守れ」「ロシアの核兵器による威嚇は許さない」と全員で唱和。道行く人らにアピールしました。

 県労連、高教組、民青同盟、新婦人の代表らが次々マイクを握りロシアの蛮行を糾弾しました。

 自治労連の里正義さんが通行人に向かって「どうぞ参加し、ともに訴えてください。それが無理な方は手をふってください」と呼びかけると、カップルや若者らが手をふり応えていました。

 高校2年生(17)の男子生徒が飛び入りで参加。「核兵器で脅すのは良くない。核兵器の廃絶を」と訴えました。

 じっと見ていた14歳の少年は「ロシアは昔のことから何も学んでいない。軍事侵攻には反対です」と語りました。

 日本共産党の参院長崎選挙区の安江あや子候補が参加しました。