「しんぶん赤旗」2022/6/21

長崎県原水協が署名宣伝行動

 核兵器禁止条約第1回締約国会議が開催されるのを前に、長崎県原水協は19日、長崎市内のアーケード街で、締約国会議不参加の日本政府に抗議する署名・宣伝行動をしました。

 約30人が参加。アーケードに「不参加決定に強く抗議」との横断幕が掲げられ、佐藤澄人事務局長は「NATO加盟国のドイツやノルウェーなどは、国民の意思に押されてオブザーバー参加するのに、日本政府は国民の声すら聞こうとしない」と批判しました。

 メンバーは「日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める署名」への協力も呼びかけ、17歳の娘と一緒に署名をした女性(40)は、日本政府が締約国会議に参加しないことを伝えると「なぜ、政府が参加しないのかわからない。早く参加してほしい」と憤りの声をあげました。

 あわせてウクライナ市民と子どもたちのための緊急人道支援募金」(ひまわり募金)を呼びかけました。

 若者らが「ロシアはウクライナを攻めるのをやめてほしい」(小学4年)、「戦争は誰のためにもならない。私たちの世代が考えていかないと」(高校1年)などと語り、カンパを寄せました。