「しんぶん赤旗」2022/7/22

長崎県革新懇が第26回総会開催

 長崎県革新懇は18日、長崎市で第26回総会を開催し、10年余り休止していた活動を再スタートさせました。オンラインを併用し、県内各地から約40人が参加しました。

 「活動再開をめざす準備会」を代表して岩井三樹氏が経過を報告し、2022年度の運動方針案を提案。岩井氏は「この間、様々な事情で活動休止の状態が続いていたが、ロシアのウクライナ侵略を機に多くの政党が軍拡・改憲の大合唱をおこない、また、県内では石木ダム建設反対、諫早湾排水門の開門、カジノの区域認定中止など、重要なたたかいが繰り広げられるなか、県革新懇の活動再開が求められている」と述べました。

 討論では、石木ダム建設反対やカジノ誘致中止を求める運動などの現状が報告されました。さらに「地域の革新懇を再建したい」(壱岐市)、「市民と野党共闘を強力にすすめる市民の統一戦線的な組織が必要」(大村市)など、革新懇への期待や決意が語られました。

 総会では全国革新懇の乾友行常任世話人が「『市民と野党の共闘』の課題と革新懇の役割」と題して記念講演をおこないました。

 総会は運動方針を決定し、代表世話人や事務局長などを選出しました。