「しんぶん赤旗」2022/8/31

諫早市議団が統一協会問題で申し入れ

 長崎県の日本共産党諫早市議団(中野太陽・西田京子)は26日、大久保潔重市長にあて、統一協会との関係を調査するよう申し入れました。

 申し入れ書では、「長崎平和大使協議会」主催のフォーラムを長崎県が後援し、県庁大会議室を無料で貸していたとの報道もあり、住民の福祉の向上を目的とする地方自治体が、こうした反社会的な団体とは一切関係を持つべきではないと指摘。▽統一協会関係団体との関与について、各部局での調査を行い公表すること。また、寄付を受け付けていた場合には返還すること▽関与したことが判明すれば、今後は一切関与しないことを市民に表明すること―として、文書での回答を求めています。

 応対した藤山哲副市長は「しっかりと調査したい」と答えました。

 申し入れ書を提出した西田市議は「国会議員だけでなく、地方自治体にまで統一協会との関りが明らかになってきている。きちんと調査して回答してほしい」と語りました。