「しんぶん赤旗」2022/11/18

長崎県議選▽長崎市区 堀江ひとみ(63)

「子ども医療費助成の年齢拡大」をライフワークとする堀江ひとみ県議(63)。今年3月に就任した大石賢吾知事に対し、3月と6月の予算決算委員会で「小学校入学前となっている助成対象年齢を高校生までに拡大して公約を果たせ」と迫り、知事は「全力を尽くす」と答弁しました。

「連帯保証人がみつからず県営住宅に入居できない」―この声を議会で取り上げ、国の通知も示して見直しを要求。その後、保証人がなくても申し込めるようになり募集の冊子にも明記されました。

 2021年9月県議会に高校生らで結成されたFFF長崎(フライデー・フォー・フューチャー)のメンバーが、気候非常事態宣言発出を求める請願を提出。紹介議員になったのは堀江県議のみで、採択に尽力しました。否決されたものの、メンバーのさきさんは「誰よりも寄り添い最後まで味方になってくれた。こんなに暖かい人が政治家にいるんだと感じた」と語ります。

 諫早湾干拓、石木ダム建設、カジノ誘致と、環境破壊と有害な公共事業を強行する長崎県に対し、堀江県議は県議会で唯一、ムダな公共事業より暮らし・福祉応援の県政をと求めてきたかけがえのない議席です。

政治信条は「お金の切れ目が命の切れ目になる政治は許せない」。長崎民医連のケースワーカ―として働くなかで、治療費が払えない患者と向き合い実感した思いです。「政治は必ず変えられる」の信念で5期目当選に向け全力をあげています。

略歴
1959年長崎県五島市生まれ。日本福祉大学二部卒業。
長崎市議4期。長崎県議4期。党県副委員長。