「しんぶん赤旗」2022/4/10

永井博士の如己堂▽御衣黄桜が見ごろ

 「長崎の鐘」「この子を残して」などの著書で知られる永井隆氏(医学博士)が戦後、誠一(まこと)、茅乃(かやの)の2人の子どもとともに暮らした「如己堂(にょこどう)」(長崎市上野町)。その傍らに植えられた「御衣黄桜」が見ごろを迎えています。
 長崎医科大学で被爆した永井博士は、大けがを負いながらも被災者の救護活動に奔走。寝たきりになった後も著書などで平和の大切さを訴え続けました。

 ロシアのウクライナ侵略が続くなか、修学旅行で訪れていた高校生らに博士の思いを届けるように咲いていました。