「しんぶん赤旗」2022/2/19

長崎知事選明日投票 宮沢よしひこ候補

 長崎県知事選挙は20日投票日を迎えます。日本共産党が自主的に支援する宮沢よしひこ氏と、自民党の一部が推薦する現職の中村法道氏(立憲・国民支持)、大石賢吾氏(自民党県連、維新の会本部推薦)=いずれも無所属=の3氏のあらそいです。

 宮沢氏の訴えに、これまで選挙にはいったことがないという40代の男性が「いてもたってもいられなかった」と選挙活動に参加し、大学生など若者たちもボランティアで連日、候補者とともに訴えています。

 18日、佐世保市の佐世保駅前には、若者、親子連れなど約70人が、キャッチコピーの「ワクワク長崎」のプラカードを掲げ、駅前の道路沿いでアピール。マイクを握った宮沢氏は、立候補のきっかけとなった石木ダム建設事業についてふれ、「工事現場で毎日、座り込みをしている住民らを早く暖かい家に帰したい」と述べ、「県民を置き去りにした政治が石木ダムだけでなく、諫早湾干拓やカジノ誘致を生んでいる。この選挙のチャンスを生かして新しい長崎県をつくろう」と訴えました。

 石木ダム反対の活動を続けている女性(39)は「意思表示ができるチャンスが来ました」と嬉しそうに語りました。