「しんぶん赤旗」2022/9/14

長崎県労連第35回定期大会、開催

 長崎県労連の第35回定期大会が「たたかう労働組合の強化と発展で、労働者が声を上げ、職場・地域から平和で公正な社会をつくろう」をスローガンに10日、長崎市で開かれました。

 溝口一彦副議長が開会あいさつ。「今は20年前の手取り賃金より30万円目減り、社会保障、年金、消費税、物価高などを合わせると実質80万円が減っている。医労連では1人4万円の引き上げの要求を出しているが、それでも追いつかない状況だ。たたかう労働組合のバージョンアップが必要。賃上げを勝ち取るために頑張っていこう」と訴えました。

乾哲夫議長はあいさつで、自民党と統一協会との関係や「国葬」強行など岸田政権を厳しく批判しました。

鳥巣雄樹事務局長が「賃上げと労働時間短縮にこだわった闘争を」「最低賃金1500円の実現」「平和憲法を守りいかすたたかいに全力をあげる」など、2022年度運動方針を提案し、大会宣言とともに採択されました。

乾議長、鳥巣事務局長を再選しました。