「しんぶん赤旗」2021/10/21

山添拓参院議員が長崎で訴え

 日本共産党の山添拓参院議員は20日、長崎駅前で、まじま省三九州・沖縄比例候補、安江あや子長崎1区候補とともに街頭演説し、総選挙での共産党の躍進を呼びかけました。

山添氏は「今度の選挙で政権交代を実現したい。そのためには、野党共闘を前に進める最も確かな力である共産党を大きくしてください。比例九州・沖縄で複数議席を確保し、長崎出身のまじま候補を押し上げ、長崎1区では安江候補の勝利を」と訴えました。

 山添氏は、岸田政権の本質が日に日にあらわになっていると指摘。「岸田首相は広島出身だから『核兵器のない世界を目指す』といいながら、核兵器禁止条約への参加を拒否している」と批判。長崎の被爆体験者の問題にふれ、「岸田総理が広島出身だと強調するなら、この問題の解決に向け一歩踏み出し、唯一の戦争被爆国として禁止条約に参加すべき」だと力を込めました。

 まじま候補は昨年、野党が共同でカジノ廃止法案を提出したことを紹介し、「野党連合政権ができれば、この長崎へのカジノ誘致をやめさせることができる」と国政への強い決意を語りました。

 安江候補は「私の政治の原点は石木ダムです。人権侵害を許さない政治にしていきたい」と支持を呼びかけました。