「しんぶん赤旗」2021/10/21

雲仙市政と共産党
上田あつし候補(64)と矢崎かつみ候補(72)
 

 長崎県雲仙市議選(定数19)が24日告示(31日投票)されます。20人が立候補する見通しです。日本共産党は上田あつし候補(64)=現=と矢崎かつみ候補(71)=現=が、2議席確保に全力をあげています。

 4年前に2議席を実現した党市議団は、コロナ問題などの市民アンケートを2回実施。寄せられた多くの要望を金澤秀三郎市長に届け、申し入れました。市長からも「我々が気づけていないところがいっぱいある」と喜ばれています。

 党市議団は、就学援助の入学準備金について繰り返し質問し、5月支給を3月支給に改善させ、支給額も増額に。避難所への段ボールベッドなどの供給も求め実現しました。小・中学校へのエアコン設置も実現。高すぎる国保税は「赤ちゃんまで均等割りを徴収するのは改善すべき」と引き下げを求めてきました。

 死傷者がでた今年8月の雲仙温泉の豪雨災害では、田村貴昭衆院議員と共に現地を調査し、被災住民の話を聞きました。

 両候補は、市の予算317億円、財政調整基金12億円、国保基金1・3億円などを使い、▽子ども医療費助成は窓口払いなしに▽国保税の引き下げ、介護保険の軽減▽給食費は無料に▽老人施設入所者へ補助を▽希望者に無料でPCR検査を―など公約に掲げ、全力で奮闘しています。