「しんぶん赤旗」2021/10/28

田村貴昭候補が長崎県で街頭演説

 日本共産党の田村貴昭衆院九州・沖縄比例候補は26日、長崎県内を駆け巡り、街頭から「共産党を広げに広げて、比例九州・沖縄で複数議席の獲得を」と呼びかけました。

佐世保市の川棚町では駅前で演説し、工事が強行されている石木ダムの建設現場を訪れ、抗議の座り込みを続ける地元住民らを激励。長崎市内の繁華街では安江あや子衆院長崎1区候補とともに訴えました。

 田村候補は、気候危機の問題にふれ、8月の雲仙温泉での大規模な土砂災害を始め、九州に毎年、豪雨水害がもたらされていると指摘。岸田政権の「エネルギー基本計画」や九州電力による、自然エネルギーの出力制御などを批判し、共産党の「2030戦力」を紹介。「政権交代で地球の未来を守り、若い人たちに引き継いでいこう」と訴えました。

 安江候補は「生涯で1億円にもなる男女の賃金格差をそのままにはしておけない」と力を込め、「財界、大企業いいなりの政治では。変えられない」と政権交代を呼びかけました。

 各候補者の演説を聞いて、参考にしているという大学4年の男子学生は「共産党の話は、生活者の目線で語られていて共感できる」と話しました。