「しんぶん赤旗」2021/6/18
新婦人諫早支部 大久保市長と懇談
 長崎県の新日本婦人の会諫早支部は14日、今年4月の市長選で初当選した大久保潔重市長が公約に掲げていた「学校給食費の無償化」「中学卒業までの子ども医療費助成をすべて現物給付に」などについて懇談しました。

 黒田洋子支部長は「2つの公約は新婦人が長年求めてきたことで、非常に喜んでいる。今後の見通しについてお話をうかがいたい」と語りました。

 大久保市長は「子育て世代を応援しようとの思いがあり、給食費無償化と医療費助成の拡充、第2子の保育料減免を大きな3つの政策として、できることから実現したいと思っている」と答えました。

 黒田氏は「コロナ禍で市民の生活は厳しい。親子が安心して暮らしていけるというのは大事。ぜひ、実現してほしい」と求めました。

 大久保市長は「高齢者の交通費助成」についても、新婦人も参加する「高齢者交通費助成制度を求める市民の会」からの公開質問状に「市の施策として実現したい」と回答しています。
 大久保市長は「交通弱者の足をどうするかは大きな課題」と述べ、調査を進めていると話しました。

 同会の会員でもある日本共産党の西田京子市議も参加しました。