「しんぶん赤旗」2021/3/6
新婦人長崎支部 ひな祭りの日にジェンダー平等求める署名
 新日本婦人の会長崎支部は3日、長崎市内で「女性が自立して暮らせる働き方とジェンダー平等施策の強化を求める」署名と宣伝行動に取り組みました。

 12人が参加。「誰もが自分らしく生きられる社会に ジェンダー平等を実現しよう」と書かれた横断幕を掲げ、「わきまえない女が歴史をつくる」「夫婦別姓を選べる社会に」などのプラカードを飾り、署名への協力を呼びかけました。

 新婦人県本部の山下優子事務局長は、森喜朗東京五輪・パラリンピック組織委員会元会長の女性蔑視発言に対し、新婦人が「#わきまえない女」で抗議のツイッターを投稿し大きな反響を呼んだことを紹介。「コロナ禍で生活に困った女性が自殺をするという悲しいことが相次いでいます。苦しめられている女性の声を政府に届けましょう」と訴えました。

 「一度女性を首相にしてみたらいい」とサインした女性(39)は「男性と違うきめ細やかな視点で、リアルにモノを見ることができるのが女性。今ここで女性が立ち上がることは大事だと思います」と語りました。

 66歳の女性は「世界全体で色んな差別・格差が問題になっている。男女の差をなくしフラットな社会になればいいと思う」と述べ、「男女差別に限らず、あらゆる人が平等な社会になるべき」と署名する女性(72)もいました。