「しんぶん赤旗」2021/9/25

長崎市や諌早市で「世界気候アクション」


 長崎県原水協と市民有志は24日、地球温暖化対策を求める世界規模の行動「世界気候アクション」に取り組み、長崎市内の繁華街でスタンディングと署名・宣伝を行いました。

 約20人が参加。北極熊のイラストや「持続可能な世界へ」と書かれたプラスター、気候危機の現状を写真などで示した横断幕を掲げ、市民らにアピールしました。

 署名は、気候危機打開のために行動する若者たちの団体「フライデーズ・フォー・フューチャー(FFF)長崎」が県に対し、「気候非常事態宣言」を出すことなどを求めているもので、9月議会に請願書を提出しています。

 中学2年の女子生徒は「自由研究で温暖化について調べて、氷河が溶けだしているのを知った」と話し署名しました。

 FFF長崎のメンバーで大学院2年の柳原沙紀さんが参加し、「インターネットで署名を集めていましたが、目の前で直接署名してくれる姿を見て一筆の重さを感じた。やっていることは間違っていない、同じように危機感をもっている人がいると感激した」と語りました。

 諫早市でもスタンディング行動が取り組まれました。