「しんぶん赤旗」2021/3/25
佐々町議会 「核兵器禁止条約求める意見書」採択
 長崎県佐々町議会は22日、政府に対し「核兵器禁止条約への署名と批准を求める意見書案」を全会一致で可決しました。総務委員会で日本共産党の永田かつみ議員が提案し、全会一致で総務委員会としての提案となりました。県内では11番目の意見書採択となり、過半数の自治体で採択されたことになります。

 意見書では「日本は唯一の戦争被爆国であり、核兵器廃絶の問題でも最も積極的な役割を果たすべき立場にあり、国際社会からもその働きが求められている」と指摘。「にもかかわらず、核兵器禁止条約に反対の態度を取り続けることは、被爆者をはじめ核廃絶を求める多くの国民の願いに反するもの」と述べ、「日本政府がこれまでの態度を改め、速やかに核兵器禁止条約へ署名し、批准することを強く求める」としています。