「しんぶん赤旗」2021/3/9
さようなら原発ナガサキ集会
 東日本大震災と東京電力福島第一原発の事故からまもなく10年となる6日、「原発ゼロをめざす長崎連絡会」「さようなら原発1000万人アクション・ナガサキ」など4団体は「さようなら原発ナガサキ集会」を長崎市の鉄橋(てつばし)で開きました。

 約150人が参加。全ての原発停止・廃炉と再生可能エネルギー推進を求める集会アピールを採択しました。

 震災犠牲者に全員で黙とう。「長崎のうたごえ協議会」の演奏でスタートしました。参加者は「フクシマを忘れない 再稼働反対」と書かれた横断幕や「被災者への支援強化を」などのプラカードを手に市民にアピールしました。

 集会実行委員会を代表して「原発なしで暮らしたい長崎の会」の川原重信さんが「核の被害をこれ以上拡大してはいけないということを、被爆地長崎から全国に向け、声を大きくして訴えていかなければいけない」とあいさつしました。

 野党が共同で国会に提出した「原発ゼロ基本法」の制定を求める請願書名を開始すると報告した「原発ゼロをめざす長崎連絡会」の山口喜久雄さんは「今年行われる衆院選の争点に押し上げたい」と力を込めました。

 日本共産党衆院長崎1区の安江あや子候補が参加しました。