「しんぶん赤旗」2021/10/31

九州・沖縄の比例で2議席確保を

 「九州・沖縄の比例で2議席勝ち取って、佐世保市出身のまじま省三候補まで何としても押し上げたい」。長崎県の日本共産党北部地区委員会・相浦支部の真如詠子さん(73)は地区委員会から毎日、電話による「声の全戸訪問」を続けています。

8月から始めた電話かけは、1日1人の支持の日もあって「心が折れそう」になったこともありましたが、公示日以降、マスコミが「自公ⅤS野党共闘」と報じ始めてから、有権者の反応が目に見えて変わりだしました。ある女性は「自民党には1回おりてもらわないと。自民支持だった義父も『最近、自民党は自助能力がない。失望した』と言っている」と怒りを隠しません。初めて対話した男性は「自公をギャフンといわせてやりたい」と語気を強めました。

これまで対話したのは705人。終盤に入り、夜も電話で支持を訴え始めました。対話になるとこちらの訴えとかみ合って「今の自公には辟易(へきえき)。野党に頑張ってほしい」との返事に「元気が出ます」と話します。