「しんぶん赤旗」2021/10/22

長崎県3大悪政に抗議宣伝行動

 長崎県内で強行されている3大悪政(石木ダム建設、国営諫早湾干拓事業、カジノ誘致)をストップさせようと「いしきを学ぶ会」「『よみがえれ!有明海訴訟』を支援する長崎の会」「ストップ・カジノ!長崎県民ネットワーク」の3団体は16日、長崎市内の繁華街で、2回目の共同街頭宣伝集会を開きました。

 約40人が参加。「ホタルの里にダムはいらない」「排水門の開門を」「いらんばいカジノ」などのプラカードやのぼり旗を掲げ、アピールしました。

 参加者が次々とマイクを握り、「県はカジノを誘致すれば、年間来場者は840万人と発表したが、コロナ前の観光客は1年で県内836万人。県を訪れる観光客は修学旅行も含めて全員カジノに行く計算であり得ない」と怒りの声を上げました。

石木ダム建設では、1972年に県と地元住民の間で交わされた「覚書」をほごにしたことに対して、中村法道知事から一切説明も謝罪もないと批判しました。

 日本共産党の安江あや子衆院長崎1区候補も参加し「悪政をとめるためにも、野党連合政権へと政権交代を実現しよう」と呼びかけました。堀江ひとみ県議も訴えました。