「しんぶん赤旗」2021/4/9
西海市政と日本共産党
 長崎県西海市議選(定数18)が11日告示(18日投票)されます。19人が立候補する少数激戦が予想されます。日本共産党は、ふちせ栄子候補(65)=現=が3期目をめざし全力を上げています。

 ふちせ候補は、新型コロナ対策でこの間4回の緊急申し入れを行いました。市が飲食業と宿泊業のみを対象としていた緊急応援給付金を、農漁業者を含む全業種へ拡大させ、「店を閉じようと思っていたが、もう少し頑張ってみることにした」などの声が寄せられています。医療・介護・福祉・保育の職場で定期的検査の実施など、PCR検査の抜本的拡充を求めています。

 共産党は市民アンケートに取り組み、ふちせ候補はこれらをもとに市民の要望を議会で取り上げてきました。4年前の市議選で掲げた、コミュニティーバスは「スマイルワゴン」として実現。小・中学校の普通教室へのエアコンも一昨年夏までに設置されました。

 ふちせ候補の4年間の一般質問回数は、16回。国保税・介護保険料の値上げに唯一反対してきました。ため込んだ基金167億円の財源を示し▽国保税・介護保険料の引き下げを▽高校生まで拡大した子ども医療費助成の窓口負担ゼロに▽スマイルワゴンは乗り継ぎしても300円で(現行600円)―などを訴えています。