「しんぶん赤旗」2021/8/26
長崎市で「日中友好ながさき美術展」開催
 「日中友好ながさき美術展」が20日から24日まで、長崎市内で開催されました。日本中国友好協会長崎県連合会の主催で同県連長崎支部結成66年を記念したもの。

 油彩、南画、書、写真、篆刻(てんこく)、竹工芸、陶芸など様々なジャンルから25人が出品。44点が並びました。

 佐世保市在住の中国帰国者2世の諸葛新華さん(68)の作品は、中国の歴史的に有名な詩人の漢詩を模写した「唯美古漢詩句」など3点の書です。

 中国を起源とする木や石などで印章を作成する篆刻は、植田亘一実行委員長の作品。四角い印の中に繊細で美しい文字が彫り上げられています。植田さんは「両国間には様々な問題が横たわっていますが、私たち国民レベルでの交流はとても大切。日中両国民の交流を一層発展させていきたい」と話しました。