「しんぶん赤旗」2021/4/25
長崎県3大悪政に抗議宣伝行動
 長崎県が進める3大悪政(石木ダム建設、諫早湾干拓事業、カジノ誘致)に抗議しようと「いしきを学ぶ会」「『よみがえれ!有明海訴訟』を支援する長崎の会」「ストップ・カジノ!長崎県民ネットワーク」の3団体は24日、長崎市内の繁華街で初の共同街頭宣伝に取り組みました。

 約70人の参加者は「石木ダムNO」「諫早湾開門しよう」「いらんばいカジノ」などのプラカードやのぼり旗を掲げ、市民にアピールしました。

 各団体の代表がマイクを握り、「県と佐世保市が川棚町に建設を強行する石木ダムでは、中村法道知事が強制的に排除できる行政代執行をちらつかせ地元住民を脅している」「諌早湾干拓では、被害を受けている漁業者と干拓営農者も排水門の開門をと声を上げている」「佐世保市のハウステンボスへのカジノ誘致で、知事は、ギャンブル依存症など様々な弊害はあるが、それ以上の経済効果があると主張している。こんなゆがんだ政治はやめさせよう」と訴えました。

 石木ダムの水没予定地に暮らす炭谷猛さんが駆けつけ「県は工事をやめず、現地では座り込みを続けている。今後も支援をよろしくお願いします」と心より呼びかけました。

 日本共産党の安江あや子衆院長崎1区候補と堀江ひとみ県議も訴えました。

 全員で集会宣言を採択し、26日に県に提出する予定です。