「しんぶん赤旗」2021/7/9
長崎県原水協が核禁条約採択4周年を記念して署名行動
 核兵器禁止条約が国連で採択されてから4年を迎えた7日、長崎県原水協は長崎市の繁華街で、「日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める署名」への協力を呼びかけました。約20人が参加。66人が署名しました。

 条約批准国54カ国の色とりどりの国旗が並び「核兵器禁止条約に参加する政府を」と書かれた横断幕を掲げ、新婦人や自治労連、民医連などの代表がリレートークしました。

 里正善・県自治労連委員長は「唯一の被爆国である日本政府が条約を批准していません。長崎の願いである核のない世界を実現するため、日本政府に声を届けましょう」と呼びかけました。

 長崎市の女性は「政府が批准しないことに長崎から声をあげないのはおかしいですよね」と語りました。「世界から核兵器と原発をなくしてほしい。政府にはその先頭に立ってほしい」と署名する女性(66)もいました。

 「国の態度は、被爆県ではあっても、被爆国ではないということですね」と憤る女性。「がんばってください」と署名した女性(33)は「署名がたくさん集まって長崎の思いが届けばいい」と話しました。

 日本共産党の安江あや子衆院長崎1区候補が参加しました。