「しんぶん赤旗」2021/1/19
県原水協 核兵器禁止条約発効を祝いスタンディング
 22日の核兵器禁止条約の発効に向け、原水爆禁止長崎県協議会は18日、長崎市内の繁華街で禁止条約の発効を祝うスタンディングを行いました。22日まで毎日取り組み市民にアピールします。

 色とりどりの風船が飾られ、参加者約20人は「歓迎 核兵器禁止条約 核兵器の終わりが始まった」「日本政府は署名・批准を」などと書かれた横断幕やプラスターを掲げました。

 県原水協の大矢正人代表理事は「いよいよ核兵器禁止条が発効するという嬉しい日が近づいてきた。長崎市民と一緒に、この日を迎えたいと思います」と喜びを口にするとともに、「『ヒバクシャ国際署名』を進める県民の会は、目標の50万人を達成した。それを力に、日本政府に条約への署名・批准を迫っていく新たな出発点としたい」と話しました。

 スタンディングに参加した吉田慧(さとし)さん(37)は「日本政府が先頭を切って条約批准を進めてほしいのに今の状態は残念。僕たち世代が、まずは身近な友人らと核兵器や政治について話題にしていくことが大事だと思う」と語りました。