「しんぶん赤旗」2021/2/9
長崎県庁ロビーにフラワーアレンジメント作品
 長崎県庁ロビーに、県産の菊などを使い、長崎の名所・眼鏡橋や帆船をかたどったフラワーアレンジメント作品が展示されています。(9日まで)

 新型コロナウイルスの感染拡大により、葬儀、結婚式の規模の縮小や飲食店の経営悪化などで花の注文が激減。花卉(かき)業界は深刻な打撃を受けています。今回、県花き振興協議会が、少しでも花の需要を喚起しようと企画しました。

 長崎花商協同組合加盟の5店が参加。今回は葬儀に多用される「白菊」をメインに使い、祭壇をつくる技術で迫力ある作品をつくりました。好評で、第2弾の計画もあるといい、花店の社長は「花屋の技術を見てほしい」と語りました。