「しんぶん赤旗」2021/7/28
「ストップ・カジノ!長崎県民ネットワーク」が署名宣伝
 「ストップ・カジノ!長崎県民ネットワーク」は28日、「ハウステンボスにカジノいらんばい」と長崎市内のアーケード街で反対の署名・宣伝行動をしました。県と佐世保市は同市のテーマパーク「ハウステンボス」にカジノを中核とする統合型リゾート施設(IR)を誘致しようと狙っています。

 12人が参加。「『ばくち県ながさき』はゴメンです!」と書かれたビラを配布し、署名への協力を呼びかけました。

 夏休みの中学生や高校生が次々と署名しました。高校3年の女子生徒2人は「カジノが来たら長崎の若者が遊ぶところが少なくなる。反社会的な人が出入りしたり、イメージも悪くなって不安だ」と話しました。

 子ども2人を連れた女性(42)は「必要性を感じない。利益を得る人もいるかもしれないけど、人の不幸の上に立った利益では…」と語り、「子どもも書いていいですか」と中学生の息子も署名しました。

 同ネットワークの新木幸次事務局長は「法律では、認定申請をする時は、県議会の議決が必要となっている。今後、県議会議長宛の署名にも緊急に取り組み、請願などを行っていきたい」と語りました。

 1時間で63人が署名しました。