「しんぶん赤旗」2021/9/28

核兵器廃絶国際デーで長崎県原水協が署名行動


 核兵器廃絶国際デーの26日、長崎県原水協は長崎市の繁華街で、「日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める署名」への協力を呼びかけました。16人が参加。110人が署名しました。

 「核兵器禁止条約に参加する政府を」と書かれた横断幕を掲げ、条約批准国56カ国の色とりどりの国旗が描かれたビラを配布し、署名への協力を呼びかけました。

 若者が次々と署名。被爆4世の男性(20)は「ひいおばあちゃんが生き残ってくれたので、今の僕がいる。核兵器は反対」と語りました。中学3年の女子生徒は「日本は被爆国だからこそ、核廃絶の声を広げていってほしい」と話しました。

 亡くなった夫が被爆者だったという女性(81)は、「夫は防空壕を掘りに行っていて命は助かったが、学校にいた同級生がたくさん亡くなられた。夫も後に食道がんで亡くなった。どうか、がんばってください」と署名しました。

 日本共産党の安江あや子衆院長崎1区候補が参加しました。