「しんぶん赤旗」2021/3/20
長崎県諫早市区の県議補選 仁比前参院議員が応援に
 長崎県諫早市区の県議補選(定数2、立候補4人)が19日告示(28日投票)され、日本共産党の本山としひこ氏(59)=新=が立候補しました。

 車イスで生活する本山候補は第一声で「障害者に優しい社会は、みんなに優しい社会です。石木ダム、カジノ誘致を止めて、コロナ対策とくらし応援に全力を尽くします」と訴えました。

 仁比聡平前参院議員が応援に駆けつけました。

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 長崎県議補選(諫早市区・定数2)が告示された19日、日本共産党の仁比聡平前参院議員は初議席を目指す本山としひこ候補の出発式に駆け付け、必勝を呼びかけました。

 仁比氏は、コロナ対策での菅政権の無責任で非科学的なやり方が多くの人たちの命を奪っていると厳しく批判。昨日、石木ダムの工事現場で住民から実態を聞いたことを紹介し、「県民の故郷を奪うという人権侵害は絶対に許すわけにはいかない。本山さんの勝利で、諫干やカジノ、『新幹線』と大型公共事業に税金をつぎ込む県政にも菅政権にも、きっぱりとノーを突きつけよう」と訴えました。

 本山候補は「県政でも国政でも自民・公明が多数を占め、国民の願いに背いている。車イスの生活をしている私だから、障害者やお年寄りの苦労がわかります。何としても勝ち抜いて、困っている人に優しい政治を実現したい。堀江ひとみ県議とともに県政を変えていきたい」と力を込めました。

 全盲の上田憲三さんが応援演説に立ち、「県内の学校などでは、バリアフリーがほとんど進んでいない。本山さんの勝利で変えていってほしい」と語りました。