「しんぶん赤旗」2021/3/16
まじま衆院九州・沖縄比例候補を迎え 諫早市で演説会
 県議補選と市議選(いずれも28日投票)が実施される長崎県諫早市で14日、日本共産党中部地区委員会は、まじま省三衆院九州・沖縄ブロック比例候補を迎え、演説会を開きました。

 まじま氏は、石木ダムやカジノ推進など、長崎県政で一番欠けているのは個人の尊厳を大事にするということだと指摘。県議補選、市議選、衆院選の勝利で「個人の尊厳が大事にされる優しい社会をつくっていこう」と訴えました。菅政権のコロナ対策を批判。「国の責任で大規模検査を実施し、感染を封じ込めなければならない。国民の命がかかっている」と強調しました。

 車イスでの生活を送る本山としひこ県議候補は、石木ダムやカジノではなく、困っている人に優しい県政をと訴えました。中野太陽市議候補は「給食費の無償化」を、西田京子市議候補は「高齢者へのタクシー券支給」を実現したいと力を込め、定数減で激戦が予想される選挙戦を何としても勝ち抜きたいと決意を語りました。

 演説会に初めて参加した女性(67)は「今まで政党は自民党しか知らなかった。共産党はとてもいいと思った」と話しました。演説会終了後、40代の女性労働者が入党を決意しました。