「いさはや・０円いちば」開催

　日本民主青年同盟長崎県委員会は１９日、学生向け食料支援活動「いさはや・０円いちば」を長崎県諫早市で開催しました。

　当日は学生など１５人が訪れ、ＳＮＳを見て、近隣地域から車を使って来場する学生もいました。訪れた学生は米や野菜、カップ麺、お菓子などの食料品や生理用品、マスク、洗剤などの日用品を受け取り、「お菓子をもらえて嬉しい」「いただいた品物全てうれしい」など、喜びの声をあげました。

　学生向けアンケートも実施。「アルバイトに入れない」などコロナ禍のもとでの悩みが出され、「給付金を出してほしい」といった要望が寄せられました。

　参加したベトナム人留学生から、「母国に３年以上帰っていない」と深刻な実態が寄せられ、現在もコロナ禍の影響が学生らに及んでいることがわかりました。

　民青同盟県委員会の筒井涼介委員長は、「コロナ流行は以前に比べ落ち着いたけれど、生活実態は変わらず苦しいままということが学生の声を聞いてよくわかった。寄せられた声を反映させるために要望を自治体などに届けたい」と語りました。