独自記事2021/10/10

平戸市議選 岡村ふみお候補が立候補

 長崎県平戸市議選(定数18、立候補20)が10日告示され、日本共産党は岡村ふみお候補(66)=新=が体調不良のため勇退する山アかずひろ議員の現有1議席を、何としても引き継ごうと立候補しました。

 44年間、農協の営農指導員をしてきた岡村候補は「農家のみなさんと苦楽をともにしてきました。平戸を発展させるためには、農業の活性化がまず必要。農業が発展すれば、商店街も活性化し、平戸全体の経済循環がよくなる」と指摘。気候変動で農業・漁業の被害が甚大だと述べ、「これには、行政の支援が必要です。みなさんのあぜ道の声を、市民の声をまっすぐに市議会に届け、頑張ります」と力を込めました。

 さらに▽高すぎる国保税は子どもの均等割りをやめさせ、引き下げを▽子ども医療費は高校卒業まで無料に―などの公約を実現するために、何としても議会に送ってほしいと訴えました。

 あいさつに立った山下満昭党県委員長は「岡村候補は、平戸と日本の農業をどうすればいいのかとずっと思い続けてきた人。今度は政治の場で、農業や食糧支援に取り組んでいきたいと決意。体中に農業が染み込んでいる岡村候補こそ議会で頑張ってほしい」と激励。「衆院選の前哨戦として、必ず当選し、共産党躍進の流れをつくってほしい」と呼びかけました。

 勇退する山アかずひろ市議が応援に駆け付け、「私に代わって岡村さんを議会に何としても押し上げてほしい」と呼びかけました。

 赤嶺政賢、田村貴昭両衆院議員と、まじま省三、まつざき真琴九州・沖縄ブロック比例候補の両氏からメッセージが寄せられました。