主催者を代表して筒井涼介さん(原水爆禁止県協議会常任理事)があいさつ。全国各地から寄せられた「日本政府は核兵器禁止条約に参加を」とのペナントを飾り、献花しました。 参加者の一人で、長崎市の民主商工会婦人部で活動する被爆2世の出口俊子さん(73)は「長年核兵器廃絶の運動をしてきたので核兵器禁止条約の発効は感慨深い。平和を願う国民はいっぱいいるのに、それと裏腹な行動を取っている日本政府に情けなさと憤りを感じます」。同じく被爆2世の尾崎庸美さん(69)は「被爆した母は生前『憲法9条は守らんばいかん』と語っていました。核兵器をなくし、子どもたちの未来につなげていきたい」と語りました。 同実行委員会は同日夕、同市の繁華街で「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」への協力を呼びかけました。