「しんぶん赤旗」2021/6/23
ながさき平和委員会定期総会
 ながさき平和委員会は12日、2021年度定期総会をオンラインで開催しました。

 冨塚明事務局長がこの1年の活動のまとめを行い、県内基地の主な動きなどについて報告しました。

 冨塚氏は「『水陸起動団』発足から3年目を迎えたが、この間、相浦駐屯地を始め、九州各地で米軍との合同演習が行われており、自衛隊基地が米軍基地と同じような状況になりうる」と指摘。「今までの自衛隊に対する見方を改めなくてはいけないと市民に広げていく必要がある」と強調しました。

 西海市でのLCACの夜間航行訓練は20日間、延べ40隻に達し、なし崩し的に恒常化しており、佐世保にはイージス護衛艦「はぐろ」が配備され、保有イージス艦の半数が佐世保に集中していると指摘しました。

 報告についての質疑の後、21年度の活動方針案と役員体制案が採択されました。

 総会終了後、長崎県地域・自治体研究所の川嵜一宏理事が「東アジアの平和構築に向けて」と題して講演しました。