「しんぶん赤旗」2021/1/31
五島市政と日本共産党
 長崎県の五島市議選(定数18)が31日告示(2月7日投票)されます。定数が2削減される中、21人での争いが予想されます。

 日本共産党の橋本憲治市議は、病気療養のため今期で退き、江川みつ子市議(68)が再選をめざします。

 党市議団は昨年12月議会で「第2弾の持続化給付金を国に求めよ」と市長に迫り、市の財政調整基金48億円等を活用し、国保税や介護保険料の引き下げなどくらし応援に回すよう求めています。

 江川市議はこの4年間、子ども医療費の助成拡大をくり返し求め、この4月から対象が高校卒業までに拡充されます。さらに、富江病院が国の公的病院の再編統合の対象とされたことに一貫して反対し、市長から「再編・統合の必要はない」との答弁を引き出しました。江川市議が提案した「再編・統合反対」の意見書は全会一致で採択され、江川市議は「五島の医療を守るため、他会派の議員らとも共同でがんばりたい」と語っています。

 4年間の本会議での一般質問の回数が議会で第1位の江川市議。コロナ感染症拡大で深刻な影響を受けた農・漁業、観光関連業への助成や国保税の子ども均等割りの廃止、乗り合いタクシーの拡充など、「市民の声に耳を傾け、身近で切実な問題に粘り強く取り組み、実現していきます」と訴えています。