「しんぶん赤旗」2021/12/15

長崎県原水協が被爆者お見舞い


 長崎県原水協は14日、長崎市内の恵の丘長崎原爆ホーム(純心聖母会)と長崎原爆病院を訪れ、全国から寄せられた被爆者への見舞金と「いわさきちひろカレンダー」を届けました。

 恵の丘長崎原爆ホームには、県原水協の大矢正人代表理事と佐藤澄人事務局長、筒井涼介常任理事の3氏が訪問し、被爆者らの出迎えを受けました。

 大矢氏があいさつし、「昨年に続きコロナウイルス感染拡大で大変な年でしたが、1月には核兵器禁止条約が発効し世界に希望の光が見えた年でもあった」と述べ、「核廃絶を訴え続けた被爆者のみなさんの思いが、やっと世界の人たちに通じた」と喜びを口にしました。

「この条約を力に、世界から核兵器をなくすために我々もともにがんばっていきたい」と語り、見舞金を手渡しました。

筒井氏からは「いわさきちひろカレンダー」が入所者の女性に手渡され、女性は「可愛い」と笑顔で受け取りました。

入所者から原水協のメンバーに手作りのクッキーがプレゼントされました。